2018年9月
六本木コンサート
まだ先ですが12月23日(日)14:00 久しぶりに東京でソロコンサートをします。
年末ですが、よろしくおねがいいたします。
S邸解体
以前投稿した築90年を経たS氏宅、ついに取り壊され更地になった。150坪程あるらしく不動産会社が4棟の住宅を建てるらしい。それはまあ仕方のないことなのだが、驚いたのは建物と庭の土を取り除いたら、なんと厚さ1m50㎝のコンクリートが敷き詰められていた。この一帯は明治時代に海軍病院だったとは聞いていたが、どこもそんなに深く掘り下げたことはなかったし、我が家も建て替えた時の地質調査で深さ1、2mの所に非常に硬い岩盤があるようだとのことだった。どうやら400m四方程のこの高台一帯はコンクリートで覆われた要塞の様な構造だった様だ。そう言えば、周りも古い石垣で囲まれている。しかし明治時代の遺構なら文化財として調査した方がいいんじゃないかしら。
フローリアン・ラルース特別レッスン
9月6日(木)13:00より洗足学園音楽大学L302にてフランス・リール音楽大学ギター科講師、パリ地方音楽院ギター科教授フローリアン・ラルース先生による特別レッスンがありました。
受講生一人ずつ1時間みっちりレッスンしていただきました。受講曲と先生のコメントを載せます。
学部2年Mさん
F.ソル/エチュードOp.31ー24
音もフレーズの歌わせ方も綺麗です。セーハが難しそうですね。親指や腕、手首の使い方を工夫しましょう。
メロディーと伴奏のバランスとアーティキュレーションやディナーミクを考えましょう。
学部2年Iくん
F.ソル/モーツアルトの「魔笛」の主題による変奏曲Op.9
最後のアルペジョが難しそうですね。全てのアルペジョをプランティングして練習しましょう。
またリズムを変えて練習しましょう。
前奏はテンポがある程度あった方が音楽に推進力が出ます。
ドミナントモーションを強調してください。
重音のレガートでは左手を緩やかに移動させてください。
学部4年Mくん
j.S.バッハ/プレリュードBWV997〜
なかなか良いです。ただ最後の方が少しせわしない感じです。
最後の方の休止ではカデンツ的なアドリブを入れても面白いでしょう。
上声のアーティキュレーションに低音が左右されないようにしてください。
バッハのフーガ
J.S.バッハのフーガBWV1001~の練習です。
このフーガは無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番の第2楽章ですが、
バッハはリュート(BWV1000)とオルガン(BWV539)のためにも編曲しています。