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ソルOp.60ー8&9

F.Sor/Op.60-8,9

ハ長調は続くよどこまでも

ソルの練習曲Op.60-5

F.Sor/Op.60-5 イ短調 6/8

ハ長調の平行調イ短調の曲です。
中間部は同主調のイ長調(♯3)に変わり、再びイ短調に戻ります。
おそらくソルの中で最もやさしい曲のひとつですが、そんな中にもドラマを感じます。

 

ソルの練習曲Op.60-4

F.Sor/Op.60-4 ハ短調 3/4

ここまで調子記号がなく、少なくとも音を出すだけなら容易だった練習曲の頭に、突如フラットが三つも登場します。
ハ長調の同主調ハ短調なのですが、初級者には譜読みが大変かもしれません。
読譜力の練習としても優れたエチュードですが、単旋律によってこれほど深い感情を表した曲を私は知りません。

 

ソルの練習曲Op.60-2

F.Sor/Op.60-2 ハ長調 3/4

ソルがOp.4424の漸進的な小品」を出版した1831年から5年ほど経った1836年~7年頃
このOp.60の練習曲集「ギター練習への入門」が出版されます。
その間ソルはOp.45「やってみましょう」Op.48「これならよろしいか?」Op.51「ついにやった」などの初級者向け曲集を出版しますが、
ギター愛好家や出版社にはまだ難しいという評価だったようです。

 

ソルの練習曲Op.60-3

F.Sor/Op.60-3 ハ長調 4/4

やはりハ長調の簡単な練習曲。ただ、内容も演奏技術も少しずつ上がっています。
この頃のソルは(あと3年ほどしか生涯は残されていませんが)主にギター教師として生計を立てていたようです。
演奏会への出演もありましたが、当時の評論にはソルの音楽性を認めながら、ギターの音量の問題などからあまり好意的でない評価もあったようです。

 

ソルの練習曲Op.60-1

F.Sor/Op.60-1 ハ長調 4/4

では粛々と緊急事態宣言特集第二弾ソルの練習曲Op.60を始めさせていただきます。
この作品はソルが出版した最後の練習曲集であり、最後のギターソロのための作品です。
Op.44同様教育的目的を持って書かれていますが、ソル晩年の心境を窺わせるような曲もあります。

 

ソルの練習曲Op.44-24

F.Sor/Op.44-24 イ長調 VALSE 3/8

さて、緊急事態宣言特集ソルの練習曲Op.44毎日投稿最終回No.24は、イ長調の可愛いワルツです。
ソルはここでも初級者を意識したのでしょうか、随所に見られるスラーに、たたくスラー(ハンマーリング)ではなくスライドを指示しています。
弾きやすさと共に音楽的な効果を狙ったとも考えられます。
さてさて、緊急事態宣言が531日まで延長されました。
惜しまれつつやめた方が良いという意見もありましたが、惜しまれているという確証はありませんので、明日からは同じくソルの作品6025の練習曲」を始めます。
この作品、「25の」と言ってもNo.8No.9は同一曲(98の簡単な変奏)なので、実際には24曲です。
とすると完了がなんと531日です。まあ、それ以前に宣言解除となれば惜しまれつつやめるかも知れませんが。

 

ソルの練習曲Op.44-23

F.Sor/Op.44-23 イ短調 Allegro moderato 6/8

昨日と同じイ短調ですが、打って変わって躍動的な曲調、タランテラでしょうか。
タランテラはイタリアのタラント地方を発祥とする説や、
毒蜘蛛タランチュラに噛まれ発狂したときの踊りだとする説やら色々ありますが、
19世紀ヨーロッパで広く親しまれ、ショパンやリストの他ギターではメルツが曲を残しています。

 

ソルの練習曲Op.44-22

今日はイ短調、昨日のイ長調の同名調です。
物思いにふけりながらそぞろ歩く感じ。
 

ソルの練習曲Op.44-20

F.Sor/Op.44-20 イ長調 Andantino 2/4

今日からが三つになってイ長調です。
のどかな曲調ですね。後半の下降半音階が眠気を誘うようzzz