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ソルの練習曲Op.44-9

F.Sor/Op.44-9ト長調 Andantino 4/4

Op.44が出版された1831年のパリはは、1830年の7月革命と1832年の6月暴動のはざまに当たります。
NHKで放映されているBBC制作のTVドラマ「レミゼラブル」が丁度その頃のパリを舞台にしています。
コレラが蔓延して多くの死者が出たりと、現在と少々不吉な付合ではありますが。

 

ソルの練習曲Op.44-8

F.Sor/Op.44-8ト長調 Allegretto 2/4 

今回使用している楽譜は1982年にブライアン・ジェファリが出版したファクシミリによるソルギター作品全集です。
その中のOp.441831年にパリで出版された初版譜です。他に信頼のおけるソルのギター楽譜としては、
現代ギター社から中野二郎監修により1972年に出版された標準版ソルギター曲集(1987年に後期作品集追加)
2004年の徳岡弘之校訂ソルギター全集があります。それぞれ原典版を標榜しすぐれた仕事になっています。

 

ソルの練習曲Op.44-7

ト長調2曲目。Andante Allegroって珍しい表示ですが、ソルには他にもいくつか例があります。

後半はじめのアウフタクトは付点にしたくなりますが、原典にそいました。
後半は入口に繰り返しの:があって最後にはありません。これも他にいくつも例があります。
バロック時代のブロッサールが書いた音楽辞典には、このような場合は繰り返すという記述があるそうです。

 

ソルの練習曲Op.44-6

今日からト長調の練習曲です。

第5ポジションまで使います。

私のギターの下部に付けている留め具はギターレストというギター支持具です。
ソルは教則本で机の端にギターをもたせかける演奏法を推奨しました。
私も実際に試し演奏することが出来ましたが、ギターレストを使うことによって、より安定したフォームを保つことが出来ます。

 

ソルの練習曲Op.44-5

教則本として構想したせいかOp.44はこの5番まで全てハ長調で第1ポジションで弾けます。1番を除いて二声で書かれていますが対位的な動きが美しく、見た目ほど易しくはないかもしれません。

 

ソルの練習曲Op.44-4

使用楽器は1828年パリで制作されたルネ・フランソワ・ラコートです。
使用弦は1〜3弦がドイツ・キルシュナー社制のガット弦、4〜6弦はフィガロ社制のシルク芯銅巻弦です。
ソルの音色、音楽を追求するためソルが推奨し彼もそうであった爪を使わない指頭奏法で弾いています。

ソルの練習曲Op.44-3

ソルは、はじめこの作品441830年に出版した教則本の挿入曲として構想したようです。しかし教則本が彼のギター演奏における理論と理念であふれかえってしまったために、挿入曲は「24の漸進的な小品集」として別途出版した(のだと思います)

 

ソルの練習曲Op.44ー2

昨日からソルの「24の漸進的小品集Op.44」を投稿し始めました。
これはソルが教則本の挿入曲として構想した作品です。

ソルの練習曲Op.44ー1

 

第63回発表会

このような状況ですので開催できるか見とおせませんが、
①観客数を制限して開催 ②非公開での開催 ③Web上での発表
など考えています。

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