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かるカッシOp.60ー16

かるカッシOp.60ー15

カルカッシOp.60ー14

かルカッシOp.60ー13

「優美に歩く速さで」この曲も12番と同様、低音の動きと共に高音に現れるメロディーにも注目しましょう。ミの保続音を伴ったニ声で書かれています。

カルカッシOp.60ー12

11 番に比べ一見捉え所がないような曲ですね。低音の動きと共に高音にも注目しましょう。

 

カルカッシOp.60ー11

Agitatoは「苛立って、激しく」の意味で使われますが、ここでは「煽って、急かして」というような感じでしょうか。

上声のメロディーに低音のアルペジョの音型が呼応します。短いながらも変化和音を効果的に使った佳曲です。

カルカッシOp.60ー10

昨日の9番は三部形式の中間部がホ長調とハ長調の二つの部分から成る、ちょっと洒落た構造でしたが、
今日の10番は単純明快な二部形式。和声も至ってシンプルでカルカッシらしい明るさに満ちています。

カルカッシOp.60ー9

 

カルカッシOp.60ー8

この曲、後半2小節目がド♯になっている楽譜が多いんですが、原典どおりドナチュラルで弾いてもらいたいです。
因みにド♯は20 世紀初めにリョベートが校訂したものを踏襲した楽譜が世界中に(日本も)流布したものです。
現ギ/佐藤版はは原典どおりです。

カルカッシOp.60ー7

カルカッシのエチュードの中ではドラマチックな雰囲気を持っています。
低音の動きだけでなく上声にも意識を向けてください。